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youtuberになりたい生徒を否定する家庭教師

どうも私です。家庭教師先の生徒さんがyoutuberに憧れています。憧れるだけならいいのですが、実際になりたかったようです。それ自体は私にとって重要ではありませんがその結果として勉強する意欲がなくなるということは私にとっては脅威といえます。私は勉強を教える事より、勉強を自発的にするように仕向けることが仕事なのです。


彼らの年代にはよくある事なのですが、勉強する意味について考えるわけです。これは純粋に学業が自分の血肉となりうるか?判断がつかない子と、勉強をしたくがないゆえに勉強しない事をなんとか正当化したい…。大まかに分けるとこの二通りです。


話を聞いてると彼は勉強したくないがゆえに、youtuberになるという短絡的な結論を出したようです。私はこれは軽視してはいけない事だなと思いました。明らかに越権行為ですが、自分の仕事を完遂させるために話を進めました。


こういう時に大事なのは、最初に否定しないことです。例えば犯罪などに手を染めようとしている時には、相手が恐れるくらいの勢いで否定する必要があります。論外であると態度で示すのです。



しかしながら今回の件はそうではない。そのうえたかが家庭教師です。生徒さんや親御さんに嫌われて来なくていいといわれれば、その時点でお役御免です。ですからあくまで穏やかに話しを進めなくてはならない。私はじっくり話を聞くことにしました。おこがましい事をいいますが、医者が患者に問診して、病気を判断するように、彼の思考がどこにあるのか確かめていく作業です。否定は話を聞いてからです。

彼は3つの点をあげました

1 自由に生きていきたい
2 一発あてれば億万長者になれる
3 youtuberには学が必要ない

この時点でやはりただの現実逃避だなと判断しました。宝くじをあてれば働かないで生きていけるといっているのとさして変わりはありません。私は話を聞くと同時に考えます。どの点から攻めていくか?話の持っていきかたを間違えてはいけない。収入が不安定である、将来同じように稼ぎがあるのか分からない。

この2点をいうのはやめようと思いました。自分の金で生活している人間は、収入が不安定である事に多かれ少なかれ、不安を抱きます。

しかしながら親に養ってもらってる人間に収入が不安定であるといってもピンとこないでしょうし、将来性があるのか?という質問には、どの業界だって数十年後存続しているのか分からない以上、反論される恐れがあります。まず、私は彼らはけっして自由ではないといいました。好きな事でいきていくというフレーズがあります。

彼らの収入は再生数に依存している。視聴者が見たいと思う動画を日々考え作っている。自分が作りたい動画でも需要がなければそれまでである。名が知れるようになり企業から商品の紹介を頼まれたとして、使ったこともない商品の美辞麗句を並べて動画にする。

結局のところこれはただの仕事じゃないか好きな事をやって生きていくなんていうフレーズは「実態はそうではない」からいっているのではないか動画の編集や、動画のネタを四苦八苦して考える、華やかな世界の影で地味な作業もやっている。実際私はyoutuberの事についてあまり詳しくはありませんが断言口調でいいました。ここで間髪いれず次の話にもっていきます。

2番目に億万長者の話です。私はyoutuberの何人が億万長者になっているか彼に聞きました。彼は成功しているyoutuberの名前を何人かあげました。

私は彼らの成功に隠れて、彼らの何千倍、何万倍のyoutuberが埋もれている事を指摘します。そしてここからはそれなりにキワドイ事を彼にいいます。

私が思うに、youtuberの成功者というのは生まれついての人気者であるとか、話術が抜群にうまいだとか世の中の需要を察知するために相当な努力をしているとか、専門分野の知識があるだとかようするに何かしら成功する理由というのがあるのです。学校で君は人気者なのか?何か人より秀でたものがあるか?人より努力している事は?私は聞きました。彼は全て否定しました。私は彼がyoutuberとして成功する未来が想像できないといいます。


更に

一本でも動画を作ったかと尋ねると、制作したことはないという答えです。能力も、熱意も、才能も、努力も平均的な人間が成功できるほど甘い世界なのか?と聞きました。彼は黙りました。書いていて思ったのですが、非常に感じが悪いです。私は彼の夢を否定する権限など何もないわけですから。


相手が小学生ならばここまではいわなかったのですが、高校生ならば根拠のない万能感を少しづつ捨て去り、現実に対応していかねばならない。

彼はyoutuberになりたいという。成功する人間は一握りだというのに、君は明らかに大多数の凡人じゃないかということを伝えたかったわけです。

そして最後にいいました、
学は必要ないといったが、
そうではない。
youtuberの世界でも学歴と
知識は必ず武器になる。

「芸人の世界は大卒でない成功者が多い業界だけど 最近は学歴を武器にしている芸人もいる。少なくとも邪魔になることはない」

即ち、youtuberになるにせよ、大学にいって損はないむしろ成功への近道であるといいたかったわけです。私は夢がある人間ではありません。大多数の凡人は何も考えず勉強してとりあえず、よりよい大学に入っておけばいいと考えています。親が金を出すのならばなおさらです。それは当たり前ではなく、とてつもなく恵まれた環境であるといえる。大げさではありません。


人類の歴史において、最高学府を卒業するまで勉学に打ち込める環境に身を置ける存在など王侯貴族ぐらいのものですよ。その恵まれた環境を自ら捨てて、万が一の博打をするなんて馬鹿げた行為です。その博打はもしかしたら当たりくじが一つもない空箱かもしれないというのに……。

話は逸れましたが、彼はyoutuberになる夢をとりあえず保留したようです。本当になりたかったら私ごときが何をいおうが、初志貫徹するでしょうから熱病みたいなものだったのでしょう。彼に対して暴言じみたことをいった借りは、大学を合格させることで返すことにします。
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