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消費しない生活は悪か

ある方にメールをいただきました。

「あなたみたいな人ばかりになったら日本経済が
 立ち行かなくなる、だからあなたの生活は
 悪である」

要約するとこういう内容のメールをしてきた方が
いました。本人の了承を得ていないので名前は
伏せます。

私は興味深い理屈だと思いました。

「あなたみたいな貧乏にもほどがある生活なんて
 私はごめんだ。惨めったらしくてしょうがない。」

こんな内容なら、私はああそう思うのも無理はない
と納得して終わったでしょう。事実私の姉は
私のような生活をするくらいなら死んだほうが
ましだといっています。

ただ善悪というと首をひねります。

私は極論というのは机上の空論であり
議論を有利に進めるうえでの
テクニックであって、現実的には
たいして役に立つものではないと考えます。

私は自分の生活に満足していますが、私のような
生活を送りたいと思う人が多数派になるかという
質問には自信を持ってノーと答えます。

ですからあなたみたいな人(月3万円生活)ばかり
になるという極論は成り立たないので、当然日本経済
が成り立たなくなるという未来もありえないのです。

メールを送ってくれた方の根底にある考えは、日本は
デフレであるから国民一人一人が消費を活発にしなければ
ならない、消費をしないのは悪であるという考えだと
思います。

地球上の生物は実に多様です。その多様性こそが
地球上に生物が繁栄している大きな理由の一つです。

これは国家や組織にもあてはまります。

東日本大震災時、学校で避難する際に、教師の指導に
従った児童が亡くなり、教師の指導に従わず崖の上に
自主避難した児童が生き残ったというニュースが
記憶に残っています。

平時ならば教師の指導に従わない児童というのは
厄介な存在でしょうが、非常時に自らの判断を信じ
命を繋いだわけです。

どちらが善か悪かという問題ではありません。

ある環境下において、最適なパフォーマンスを求め
ある生物が多様性を放棄して繁栄を謳歌するために、
一様になるとします。

その環境が長く続けば問題はありませんが、環境が
激変した時、その生物は下手をしたら全滅の可能性
があります。

この時最適なパフォーマンスなど求めず、のろのろ
生きていく事を選んだ個体は環境が激変しても
生き残るかもしれません。

結果として種が存続するということになります。
生物にとって多様性とは種の存続
にとって保険的な意味があるわけです。

私のような消費をしない極貧生活の人間は
デフレ社会にとって有益な存在ではないかも
しれません。

近代資本主義において、
どんどん消費してどんどん捨てる
生活こそが経済にとってよい生活なのです。

しかし社会が変わればどうでしょうか。
狭い共同体の自給自足に近い生活をしている
社会ならば大食らいや物を大事にしない人間は
卑しい人間だと蔑まれるでしょう。
日本には清貧という価値観があります。

近い将来世界人口が100億を越し、水や食料が足りなく
なるのではないかといわれています。人口増加のデータから
の推測であり可能性としては非常に高い推測です。

当然のことながら日本も
蚊帳の外ではありません。

生活資源が足りなくなった未来社会において
消費は善で消費しない人間は悪だといえるのか?
逆になる可能性があるのではないか?
近代資本主義の歴史は浅いです。
人類の歴史において消費を奨励されていた
時代は少ないのです。

サブプライムローンの特集を一時期よくやって
いましたが、カードやローンを限界まで使い
消費生活を謳歌するなど私には
狂気の沙汰といえる乱痴気騒ぎに見えました。

話は戻しますが、生物は多様性こそが強みです
国家も組織もその点で変わりありません。

ほどんど消費をせずに暮らしている人間も
国家の多様性に貢献しているのではないか。

そして

私にとっての善とは多様性で悪とは一様になることです。
消費する人間が悪で消費しない私が善といいたい
わけではありません。

もちろん多様性は無条件で素晴らしいといっている
わけではなく、悪質な犯罪者などは社会から消えても
何も問題はないと思っています。
生活保護者も消えてもらっても構わないと思っています。

これらがメールを送ってくれた方の私なりの答えです。

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